幼なじみ? ありえねーっしょ


美「由貴~しゅうから家の鍵もらっちゃった♪」


おい、何か人に言いふらしてんだよ!

しかもやってねぇし……。笑


由貴「あー!!!秀平も隅におけないわね!美咲に何する気!?きゃぁ~!!!笑」


叫んでる由貴に沢山の人の注目が集まってしまった……。


くっそ~。泣

いらんこと周りに聞かれるよ…。



トントン。



ん?だれだ!?



「おっ。どした-??」


振り向くと、クラスメートの柴田由香が俺の所に来ていた。


「ねぇ、秀平君と美咲ちゃんって付き合ってんの???」


こいつもかよ。だからありえんって。


「付き合ってねぇよ?ただの幼なじみ」



突然明るい顔をして、柴田はとんでもねぇことを大声でいいやがった。




「じゃあ、今日放課後彼氏役やって。笑」



「はぁ!?何すんの!?!?」


クラスの空気がポカーンとしている。



「だから~秀平君って元ヤンでしょ?しつこい男が居るから追い払って?」





上目遣いでよるな!


つか、ベタベタさわんなよ!!




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