チョコレートkiss
はじめ

「ねぇ優君っ・・・・優君一緒にあそぼ」?
そう言ってくる女の子。心地良くて安心するやさしい声
今でも覚えている・・・いや忘れるはずがない。
初恋の女の子・・・・・・。”優奈ちゃん”

「ねぇ・・・一緒に・・いこうよぉ」
「ねぇってば」
(なんか懐かしい夢だったな・・・)
「何?」
「だから、今度映画一緒にいこ?」
女の甘い声。
「ああ、別にいいけど・・・」
「ありがとぉ^^」
「気持ち良さそうにあだ寝てたけどいい夢だったの?」
「別に・・・」
女は喜んでた。
こんな風に外見だけで見ている女たち・・・・
誰も本当の俺を見ていない。
”あの子”しか見てくれなかった・・・・
そんな俺は、いい加減になってきて前は断っていた誘いとか全部OKしている。
前は、なりゆきでsexまでしたこともある。
でも、その時は何も思わなかった。
相手は気持ちよかったらしいけど、こっちは何も感じない。
ただ欲にまかせてヤッていた。
とにかく、周りから見た俺は
「遊び人」
それがピッタリだった。
こんな俺をもし”あの子”が見たらどう思うだろう?
たぶん失望するだろう・・・
でも、もう一度会いたかった。
見るだけでいいから会いたい・・・・
そう、何度も思った。


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