ねぇ…、 大好きだよ。




圭…人……


「きい…です」

「知ってる」

「だよね…!」

「また…きいはごまかすのヘタすぎ」

「え?!」

「始業式の日も」


気づいてたんだ…


「で?何があったの?」

「わからないの…最近ね変な気持ちになる」

「うん。無理しねえで、ゆっくりで良いから」

「あたしね、最近毎日が楽しいんだ。でも、今までにない変な気持ちになるの。キュンってして…胸が高鳴るの…」

「それさ…誰か決まった人に思うでしょ?」

「え…そう。なんでわかるの?」

「それは…





恋だよ」






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