7days





「客が来るって言ってたし。会いたくもないし友達と飯食う」



「ふーん、そうなんだ」



「バイト終わったら連絡しろよ。そしたら直接迎え行けると思うから」



「うん。分かった!行ってきます」



ポケットから携帯電話を取出し、再び時刻を確認すれば結構な時間を無駄らしい。何事にもルーズな私。



自分のダメなところって分かっているけど中々治すことが出来ない。



玄関ドアの先にある自転車を門の前まで動かしてそこで乗る。漕ぎだそうと思ったけど違和感を覚えた。




「パンクしてる…」



後輪のタイヤが萎んでいる。昨日は、なんともなかったのに。何か尖ったものでも踏んでしまったのかな。



今日は朝からツイていない。


急いで自転車をもとの場所に戻して庭のガレージから、お兄ちゃんが高校時代に使っていた自転車を取りだす。



「あら?レイちゃん。バイト?」



「はい、行ってきます」



隣の家のおばさんに言葉を返し私は自転車を漕ぎだした。



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