7days
ああ、嫌われた。呆れられた。もう嫌だ。タツキさんにじゃない。こんな自分が嫌だ。
「レイ」
「……っ!」
久しぶりに聞いた彼が私の名前を呼ぶ声。
顎に自分のものではない温かみを感じて何かと思えば、タツキさんが私の顎を掴み顔をあげられ無理矢理目を合わせられた。
「言葉にしなきゃ何も伝わらないよ」
そう言った彼は今にも泣きそうだった。切なそうに顔を歪めている。
私のあの日からの行動で彼がどれだけ苦しんでいたのかが分かった。
逃げることは簡単だった。でも追いかけるのは難しい。
「何が不安なの?何で俺と話そうとしてくれなかったの?俺は何の為にいるの?何で頼ってくれないの?」
「…っ…」
涙がぼろぼろとこぼれる。必死に嗚咽を堪える。