永久に
「ねぇ茜なんで屋敷の西門は通れないようしてあるの」

琴音 6歳
「それはですね…琴音様。西側には我ら桜ノ宮家に敵対するお家があるのです。この茜、琴音様がご頭主様になられ、勝たれることを楽しみにしております。」


「ふ~ん」
この時はなんで争っているのかも分からなかったし、ただ行ってはいけないところなんだなとおもっているだけだった。
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