ダーリンは金髪ヤンキー!?
「雄大!!顔真っ赤ぁ~♪」

雄大の顔は、面白い程真っ赤だった。
そんな雄大を初めて見たから
ちょっとイジってみた。

「雄大可愛いっ!!(*≧m≦*)ププッ」

「………い。」

「か~わ~い~ぃ」

「…る……い。」

「んっ??」

「うるさい。」

――ドンッ!


んっ?? この体勢は!?

やばいっっ!!

[side雄大]

美和があまりにもからかうから…
美和があまりにも可愛く笑うから。

まぢで惚れた。
可愛い過ぎる…

俺は、知らぬ間に美和を押し倒してた。

まぁ。お仕置き…だな☆

「雄大…どいて??」

はぁ!?どくわけないじゃん(笑)

「やだ。」

「…どいてください。」

「やだ。」

やばい楽しい♪

「……お願い。どいて?」

美和は、少し涙を浮かべながら首を傾げる。

反則!!反則!! ずりーぞ。

「美和…んな顔したら男は襲いたくなるぞ?」

「え?」

「その顔反則。」

「反則って…っっ!!」

俺は、美和の言葉を遮るようにキスをした。

「ンンッ!…フッ。 ゆ…だ……い。」

美和は苦しいと言うように胸板を叩く。
本人は強く叩いてんのかもだけど。
俺にとってはまったく痛くねぇ

俺がそっと唇を離すと
美和は、肩で息をする。

「死ぬかと思ったぁ~(涙)」

「これから、男の怖さを教えてやるよ。」

「雄大のばか!!」

俺は、美和の言葉を無視し続け、屋上を出た。
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