梶山書店物語〈零〉
あれから5ヶ月。
東雲さんにプライドを捨てて会いに行っているものの…。

少しでも俺に対して変わってくれたのか。

「東雲さん、おはようございます」

東雲さんが変わってた事。

その1・さらに怯えられている。

「あ、おはようございます」

やっと馴れてくれたと思っていたが、更に顔は真っ赤。

「棚見せていただきますね」

「はい」

その2・目を合わすどころか顔さえも見れなくなった。

髪で隠されて顔色を窺えない。




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