。・*・。。*・Cherry Blossom・*・。。*・。


大物……って言われても…あんま嬉しくないって言うか…


女だから褒められるのなら、可愛いとか言って欲しいな。


でも…


ん?んん??


キョウスケ―――こいつ良く見たら結構…いや、かなりのイケメンって言うか…


ってそんなことを確かめに来たんじゃな~~~い!!!


「キョウスケ、おめぇに聞きたいことがあったんだよ」


あたしはカウンターの向こう側に回りこんだ。


タクに聞こえないようそっと耳打ちする。


「……俺に?」


「そう。おめぇメガネと仲いいだろ?あいつのこと教えてくれないかな?って思って」


「メガネくんのこと……?」


キョウスケな「何でそんなこと」と言う感じで目をぱちぱちさせている。


「そう、小さなことから大きなことまで。何でもいいからっ」


あたしは勢い込んで身を乗り出した。


「小さなことから、大きなことまで……?」


そう復唱して、キョウスケはおもむろに顔を伏せた。


―――この反応は!!


「……そんなの、俺の口から言えませんよ」


恥ずかしそうに言うと、ポッと頬を染めている。






ギャ~~~!!キョウスケてめぇもかっ。


メガネ!!てめっ!キョウスケまで毒牙にかけやがって!!





そんなこんなでだいぶ時間がかかっちまったけど…


結局のところ


作戦其の四―――失敗。






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