オレの愛しいお姫様~秘密のフィアンセ☆番外編~



「待て。実家に帰る事は許さねぇよ」


「何で?」


ゆっくり振り向くと、由奈はオレを睨んだ。


目が真っ赤だ。


本当に、ごめん。由奈。

「何でって、お前はオレの妻なんだ。簡単に実家に帰らせるかよ」


「いいじゃん!関係ないでしょ!放っておいて!」


思い切り腕を振り、オレの手を振り払った。


本当、ムカつくな~。




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