オレの愛しいお姫様~秘密のフィアンセ☆番外編~



「由奈!」


勢い良くドアを開けると、晴彦と二人、ソファーに座っていた。


「お帰り。佑斗…」


まだ、怒ってるのか、全く笑顔がない。


「良かった。旦那、帰って来てくれたんですね。姐さん、これで気分も良くなりますよ」


「晴彦!!」


余計な事を言うなとでも言いたそうに、由奈は晴彦を一喝した。


「調子、良くないんだって?」


そう言えば、顔色が良くないもんな。




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