執事と共にバレンタインを。
「最近、不審な人物に付けられているとか、そう言ったことはないかい?」


恵理夜は、家柄のせいかしばしば危険な目に合うことがあった。

過去には、両親も亡くしていた。


「いえ、最近は。何かありましたか?」


恵理夜は、最後のガナッシュをチョコレートに潜らせた。
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