姉妹
「あ、絵梨花ちゃんおはよう」
「絵梨花ちゃん教科書届いた?」
・・・・・・?
美紅と絵梨花のことを知らないクラスメイトたちは二人の間に漂う異常な空気に疑問を感じざるをえなかった
「美紅ちゃんと絵梨花ちゃんてどういう知り合い?」
「ちょっとね」
美紅は絵梨花の表情に記憶を揺さぶられた
・・・あれは何か策略があるときの顔!
美紅は近づいてきた絵梨花にクラスメイトには聞こえないような小さな声でいった
「あなた、何かたくらんでるんじゃないでしょうね」
絵梨花は一瞬口角をあげた
「いずれ分かるわ」
「何がしたいのよ」
「いずれ、ね」
絵梨花はいつもの顔に戻っていった
美紅は言いようもない嫌な予感がした
・・・また繰り返すの?