姉妹
それだけは避けなければ!
美紅は絵梨花の後ろ姿を睨みつけた
今回は、負けないわ
晴樹は一部始終を見守っていた
有栖川絵梨花-以前も思ったが、こいつは美紅の中学時代で一枚かんでいる
・・・何かある
「美紅、何かあったら俺力になるよ」
「晴樹・・・?」
「だから美紅は一人じゃない。俺が味方だ」
"味方"-私がずっと欲しかったもの
他人の中で欲しくて仕方なかったもの
「ありがとう晴樹」
もう二度と繰り返さない
私の幸せを崩させやしない
美紅は決意を新たにした
-何を犠牲にしても
--これから面白くなるわ
絵梨花は美紅の視線を感じつつ、受け流した
--でも私が来たからには、簡単じゃないわよ
二つの思惑が、ぶつかる