部活の天使2
私は岸谷先輩に笑顔を向けると岸谷先輩は嬉しそうに笑いながら、

「西野サン。変わったな。」

その言葉に私はおにぎりを作る手を止めて、

「え、何か変わりました?」

首をかしげながらそう聞くと岸谷先輩はうんって頷いて、

「素直にありがとうって、人の厚意をちゃんと受け入れてくれるようになったなぁって。」

「え・・・?」

「だって、初めの頃なんて折角手伝うって言ってんのに遠慮ばっかしてたやん。でも今は素直にお礼言えるようになってる。これって成長やね?」

嬉しそうに笑いながら岸谷先輩は首を傾げる。

「・・・へへっ・・・」

嬉しくなって頭をかいてると岸谷先輩は、

「よしっ」

て言いながらお皿の上におにぎりを置く。

そのおにぎりを見て思った。

・・・私のおにぎり小さい?

岸谷先輩のおにぎりは私のおにぎりの一周り大きい・・・・

岸谷先輩はそんな私に気づいたのか、

「西野サンって、手ぇ小さい?」

意地悪な笑みを作りながらそう聞いてくる岸谷先輩。

「・・・」

私は無言で自分の手を眺めてから、

「岸谷先輩!」

そう言って手を広げて岸谷先輩に広げた手を近づける。







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