女装彼氏★男装彼女



「おっ。目的地到着!」


考え事に浸りそうになった俺を
晄が引き戻した。


「マジだ。やっぱ暇潰しは
ユウの話しに限るよな。」


「おう。何かすぐ時間経つしな。」


「だからって人をネタにするな。」


また俺は抗議する。


まぁいいじゃん、いいじゃん。


と流され騒ぎ立てる町の人混み中へ
俺たちは紛れて言った。


< 8 / 179 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop