心はcloudy sky
「広也…?」
ピー…………
「イヤァ!!!!!広也!!!!!」
医師達がまた忙しく入ってきた。
品濃も広也のお父さんもお母さんも。
「心臓マッサージ!」
広也は死を覚悟してた。
さよなら…って…。
震えるうちの肩に、
そっと品濃は手を置いた。
品濃の優しさ。
「電気ショック!!」
ドンとまた広也の体は
動く。
でも、心臓は動かない。
さっきと違って、
どんどん広也の身体の色が黄土色になってきた。