アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 「早くしろ!香住」


 「はい…」


 俺のイラつく声に香住は慌てて鞄を閉める。


 そして…赤川たちの視線を避けるように教室を出た。


 「!?」


 途中…踊り場で副会長の柊と出くわす。


 「柊…昨日はすまねえな~」


 「いえいえ…」


 柊は香住に目を向けた。


 「……こいつは俺の彼女…香住だ…これから遊びに行く…」


 柊はキョトンとした目で俺を見つめる。


 「じゃあ~」



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