君に嘘を捧げよう
気づけばもう女子の長距離。
騎馬戦挟んだらあと最強リレーだけ。
…気ィ重い…。
俺の中では選択肢が二つ。
全力だしてアヤネと仲直りするか。
約束守ってカイに謝るか。
できれば両方できるのがいいけど…。
そんなうまくはいかなくて。
気づいたらもう最強リレー。
「頑張ろうな霧沢!」
「…おう、長谷川…」
もう選択するしかない。
そして決めた。
「…カイには悪いけど…」
全力出すことに決めた。
そして俺の気持ちがさらに重くなった中で始まった。
やっぱりカイのとこは俺らのとこと20m差。
そして、
「霧沢パス!」
「おう」
俺の番。