ド ロ ボ ウ ネ コ (改)

秘密

それからというもの、結平は毎日のように来てくれた。

あたしと結平の関係は、その密会を重ねる度に深くなっていった。


「ちーちゃん!」


結平に抱き締められる。

結平にキスをされる。

はたから見れば幸せな二人だ。


「クリスマスプレゼントさぁ…」


二人でソファに座っていると、結平がボソリと言った。


「…変えようか?」

「ん?なんで?」


ウサギのぬいぐるみに触りながら言う結平を、不思議に思ってのぞき込む。
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