ド ロ ボ ウ ネ コ (改)
「邪魔すんなよ…」


離れた所から低い声が聞こえた。


「黒沢と楽しんでるんだからさぁ!!」

「……」

「なぁ…?黒沢」


ゆっくりと近付いてくる。

殴ったからだろうか、先生の口には血が付いていた。


「ちーちゃん、ちょっと目つむってて」


そう言うやいなや、先生を殴り、蹴り、最後には地面に顔を思いきりぶつけた。


「や…止めてくれ!」


そう言っても、暴力は続けられる。
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