「キカイ」の子

彼の日常

翌朝、ベッドで寝息を立てる冬彦の頭の先には、デジタルの目覚まし時計が七時を示そうとしていた。







少しの間、朝の静寂が訪れた。






そして、彼の目覚まし時計が七時になった。








ピピッ…ピッ………






目覚ましのアラームが鳴り始めたが、すぐに鳴り止んだ。








冬彦の右手が、目覚ましを解除していたからだった。




「ん…」





冬彦はうつ伏せになりながら、時刻を確認する。





「んん……」




カーテンの隙間から漏れてくる朝日に、目を細め、手を光の方にかざしながら彼は体を起こした。








起き抜けの気だるさに、軽く息をつくと、冬彦はベッドを降り、昨日お茶を飲んだグラスを持って、一階に向かった。
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