「キカイ」の子
「……ッ!」






冬彦は驚いて顔を上げ、聡を見た。








「……やはりな…」








……な、何で?









冬彦が予想外の事態にうろたえていると、聡はゆっくりと話し始めた。









「はぁ…気付いていないと思っていたのか?いつごろお前とあの子がそんなに仲良くなったのかは知らんが、お前の様子は夏休みに入ってから……

いや…その少し前からおかしかったからな…知り合いに無理を言って…お前の後をつけてもらった。」






「…なっ!」








冬彦は驚きのあまりそうとしか言えなかった。







そんな冬彦の態度を気にせずに、聡はゆっくりと話を続けた。
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