「キカイ」の子
……あれ?ここは…?





冬彦は気が付くと、真っ暗闇の中にまるで宇宙にいるかのように浮いていた。









…確か父さん達と言い合いをして…








冬彦はそこまで考えたがまた胸がざわついてきたので、頭を左右に振って考えるのを止めた。









…それにしても…ここは…いったい……?









「ここは君の中だよ。」






辺りをキョロキョロと見回していた冬彦の背後から突然声が聞こえ、冬彦は慌てて振り返った。










暗い闇の向こうにうっすらとだが小学生くらいの人影が見えた。
< 296 / 363 >

この作品をシェア

pagetop