「キカイ」の子

夏祭り

透達と夏祭りに行く約束をしてから、五日経った土曜日の夕方、冬彦は一人家にいた。






彼は、いつもと同じように、机に向かって、難しい問題を解いていた。








その問題集は、彼が何回も開いたせいで、もうボロボロになっていた。






そして、いつもと同じ時刻に扉が叩かれた。







郁恵が、夕飯を知らせた後、冬彦は、明日の祭りのことを、どう話そうかと考えながら、一階へ向かった。
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