I Love You

『 裕也
今朝わ ごめんね・・・
大丈夫だった?

タオル、明日洗って返すね

どこで渡せばいい?

芟花 茉莉 』

茉莉ちゃんからのメールだし!!

俺は、即返信をした。

『 俺、余裕大丈夫だしw
茉莉ちゃんこそ、大丈夫だった?

タオル、俺も洗って返すから
今日会った場所に
08時集合でいい? 』

02分後・・・

『 あたしわ、平気だったよ!
08時ね、了解w』

「おっしゃー!!」
これで、明日も
茉莉ちゃんと会える!!

遅刻しねーよーに
しねーとなあ。

「裕也、なにが『おっしゃー!!』なの?」
勇飛や先輩たちが訊いてきた。

・・・

あれ
俺、もしかして
叫んじまったの・・・か?

「なあ、教えろよ?」
前岡先輩・・・
怖いっす・・・

「あ、えと、なんでもないっすよ?」
ばればれの嘘。
「なーに嘘ついてんだ?早く言えよ」
中村先輩まで・・・

やべえ・・・

「せんぱーい!!
こいつ茉莉ちゃんとメールしてたっぽいっすよ」
勇飛がさけんだ。

「あ!!おまっ」
いつのまにか、勇飛が携帯を盗んでた。

「ナイス勇飛!見せろ」

んの、くそ勇飛!
覚えてろや。
ぜってー
ボコるかんな・・・!!


結局、メールも全部見られ
明日、先輩たちが隠れて同行することになった。

俺の青春、砕けそう・・・。
< 6 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop