桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐


「梓紗、梓紗・・・起きて!」






んぅ・・・?






「あっ!起きたぁ」





そこには見覚えがない女の子がいた。






・・・誰?





「あ、自己紹介がまだでした。私は桜の精!よろしくです。」





は、はぁ・・・よろしく。





あたしは水梨梓紗です。




「知ってる。だって、この桜の木を通ってあなたはここに来たんだもん」





えっ!?でもあたしここには来たことないよ?





「まぁ、そこらへんは気にしないでください。」



ふ~ん・・・





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