桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐





「あ、れ?何だか、暖かい水が流れてくるよ?いつもは冷たいのに…。」





梓紗自身、とても驚いていた。





こんなに暖かいものは何なんだ、と





そんな風に混乱しているとき





「梓紗、やぁーっと笑うことができましたね!」





沖田が言ってきた。





その意味がよくわからなかった。





「・・・え?何言ってんの?沖田」







そんな質問に面食らったように呆れながら沖田は





「だからぁ、梓紗、いま笑ってますよ?可愛い笑顔で」






・・・・・・・・・・・・。





ウソぉ・・・。






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