桜雪のごとく‐新撰組と現代少女‐


沖田さんが立っていた。




「土方さんが呼んでるから行くよ?何してたの?てか、着替えたんだ」



「読書ですよ。服は巫女装束は目立つと思って。」



「いやぁ?そっちの方が目立つと思うけど?だって此処にはそんな格好した人いないもん」



「じゃぁ、着替えます」



渋々着替えることにした。




そこでふと視線に気づいた。



沖田さんが見ていたのだ。



少し頬を赤らめて


「な、なんですか?変態ですか?」




ハッっと我に返ったらしく



「すみません。ちょっと気になったものでして・・・」




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