君がいれば・・・①
何度もかけてやっと瀬奈と電話がつながったのは12時を回っていた。
『シ……ン……』
電話から聞こえる声はくぐもって聞こえた。
「セナ、どうしたんだ?なぜ帰った?」
『ご、ごめんね……わたし……パーティーに行っちゃったから……』
「セナ、なんで謝るんだ!驚いたけど謝る必要などない」
『でも……シン、怖い顔をしていたから……』
瀬奈の知っているシンではなかった。
「セナ、聞いて?怖い顔に見えたのは、セナの隣の男のせいだよ 2人が楽しそうに笑っているのを見て嫉妬したんだ」
シンの話を聞いているのか聞いていないのか瀬奈の声がしなくなった。
「セナ?」
『は、はい……』
「セナ、明日に帰るんだ ゆっくり話したかったよ」
『シン、明日帰っちゃうの……?』
瀬奈の声が涙声に変わった。
一泊で帰ってしまうとは思わなかった……。
『シ……ン……』
電話から聞こえる声はくぐもって聞こえた。
「セナ、どうしたんだ?なぜ帰った?」
『ご、ごめんね……わたし……パーティーに行っちゃったから……』
「セナ、なんで謝るんだ!驚いたけど謝る必要などない」
『でも……シン、怖い顔をしていたから……』
瀬奈の知っているシンではなかった。
「セナ、聞いて?怖い顔に見えたのは、セナの隣の男のせいだよ 2人が楽しそうに笑っているのを見て嫉妬したんだ」
シンの話を聞いているのか聞いていないのか瀬奈の声がしなくなった。
「セナ?」
『は、はい……』
「セナ、明日に帰るんだ ゆっくり話したかったよ」
『シン、明日帰っちゃうの……?』
瀬奈の声が涙声に変わった。
一泊で帰ってしまうとは思わなかった……。