君がいれば・・・①

決心

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ホテルを出て駅に向かう瀬奈は震える身体をどうする事もできなかった。



シンと結婚……?



そんな事できるわけがない。



真剣交際も笑わせないで……。



祝福されずに結婚なんて出来ないし、わたしとシンとの未来はないんだ……。



そう思うと涙が溢れ出てきた。






電車の中でもずっとうつむき、流れる涙は家に着くまで止まらなかった。





~~~~~♪



23時になるとシンからの電話が鳴った。



出られない……。



出たら自分の気持ちをぶつけてしまう。



すがりついてしまいそうだ。



瀬奈は携帯の電源を落とした。



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