不良彼氏と極道彼女―夫婦になりましたSP―
“レナ”という、大切な人。

幼なじみが居るなんて、何で教えてくれなかったんだろう。

全てを話してくれてたら、ヤキモチなんて妬かなくて。

イライラもなく、太一に“助けてあげて”と思えてた筈。

私だって、星弥に何かあれば、助けてあげたいから。



健「ママぁー」



百「健一…っ…」



健一に“ママ”と初めて呼ばれ、嬉しさに心が救われる。

でも、涙には悲しみが、混ざってしまった。



―Ⅵ‐魁人が仲裁役です【完】―




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