不良彼氏と極道彼女―夫婦になりましたSP―
春「百合亜の幸せが、俺の幸せでもあると」



百「……」



春「けど、今の太一を見て思う」



百「…春仁、あのさ…っ」



春「俺が幸せにしてやりたい。
お前と、健一もだ」



百「……」



突然の告白。

でも、ちょっと予測は出来てたせいか、驚きはさほどない。

「ゆっくり寝て、考えて」と言い残し、部屋を出る春仁。

もっと早くに訊いてても。

今のタイミングでも、私……春仁の気持ちに…――。



―Ⅶ‐春仁から急な告白【完】―




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