お揃いの絆創膏【短編】
「女の子は、チームに入れないんだよ。あたし、女の子だから、ダメなんだ」
「なんで?ゆーやちゃん、上手いもん。大丈夫だよ!!」
「ううん、ダメなんだよ。でも、…もしいつか同じチームでできたら、そのときは一緒にやろう」
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「ふーん…。絆創膏のゆーやちゃんね」
「その人とはそれっきりでさ。俺はそれ以来、地域のチームに入ってその河原にも行かなかったんだ」
「そっか」
「でも、それに似た人は知ってるんだ。叶わないけどね」