冬恋 ~フユコイ~
「ん・・・? おはよ、美紗♪」

そう、いつの間にか呼び捨てで呼ばれるようになって。

夕べ、耳元で何度『美紗』と呼ばれただろう。
思い出すだけで、身体の奥が熱くなってくる。

「大丈夫? 夕べ無茶し過ぎたから・・・」

ああ、耳元で囁くのは止めて下さいっっ!

「美紗、耳が弱いよね~」

わわわ、弱い者いじめはいけませんっ!!
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