悔やみ嘆く思い

一歩、前に進んだ


プルプルプルプル
ベッドの上で実花のことを考えていたら電話を知らせる着信音が部屋に鳴り響く。
ディスプレイに表示されているのは"山岡さん"
俺ははっとして起き上がって電話に出る。

「もしもし、山岡さん?!なんか分かった?」俺はじっとはしていられなくて立ち上がって部屋中歩き回った。
「あぁ…かなりやばいな…お前には話したくねーけど」
山岡さんは辛そうな声で俺に話しかけてくる。

「どういうことですか…?」
「直接話したいんだが…今日は学校休みか?」
「うん…土曜日だから…」
「分かった。じゃあ今から迎えに行く。」
山岡さんはそれだけ俺に伝えて電話を切ってしまった。

あの山岡さんの言い方は俺に関係しているってこと。
どういうことだ…さっきから胸のドキドキがなりやまない。ただの雑音でしかなくて…うるさい。

「うるせーよ!!!」ベッドを殴り付ける。
「実花…俺…知りたくねーよ。怖い…事実を知るのが」
こんなに苦しくても事実を知らなくてはならない。
きっと俺にとってのマイナスのことを山岡さんは語るんだろ。

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