ちょこ恋

「近い」



と、お兄ちゃんの低い声。



「…ぇ?」



驚きで目をパチパチする。



私、近くなんか…



私とお兄ちゃんの距離…



……………1㌢。



…ぇ?



そんなはずは…



知らぬまにこんなにも近くに来ちゃってたみたい。



「ご、ごめんね!!」



私は慌てて顔を話した。







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