銀髪の王子と黒髪の王女
それぞれの国に王子と王女がいて、多少、年の差はあってもどこか似ている二人。
出会えば、お互いに好きになる可能性は高かった。
それならば王子と王女を会わせなければいいと、北にある国の王子は思ったと。
「で、本題に入るけど。あたしは王女の願いを叶えたいの。だから今ここで決めて!王子にかけた魔法を解くか?それとも魔法を解かないか?」
少女は真面目な顔をして魔法使いを睨みつけました。
王子はハッとして少女を見ました。話がそれてしまいましたが、王子たちはその為にわざわざ、この北の森に来たのです。
< 66 / 101 >

この作品をシェア

pagetop