銀髪の王子と黒髪の王女
王女がポロポロと涙を流しながら、泣いていたのです。
「王子、ごめんなさい」
王子は狼狽しました。
泣きながら謝る王女を見たことが無かったからです。
「王女、何で謝るんだ?」
「だって!私が原因で王子が魔法で傷つけ苦しめられていたなんて・・・・・・。本当にごめんなさい!!」
王女は自分自身に責任を感じていたのです。
だからこそ、泣かずにはいられなかった。
王子は心を打たれながら、思いました。
王女は本当に心優しい人だ。
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