銀髪の王子と黒髪の王女
物語の黒幕
少女は魔法使いに二人の案内役に任命したのです。
王子は少女が何をやろうとしているのか、理解しました。
この森はここにいる魔法使いのまほうにより、『迷いの森』となっている。
もし王子と王女だけなら、出口に行くことも出来ずに迷ってしまう。
それなら魔法使いを二人の案内役として一緒に行動させれば、無事に森から出られると少女は思ったのです。
「噂どおり人使いが荒いですね~」
呆れたように魔法使いは少女に言いました。
かなり危険な賭けのような気がしますが、王子は少女を信じました。
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