守護まにゅある!
それから一週間がたった。

雅之は表面上は元気にしていた。

そう、表面上は。

「そこの雅之さん 最近大丈夫ですかい?」

「・・なんかもうやだ 生きてるの辛い」

「何、悩み事なら聞くよー?」

弥彦が何処から取り出したのか缶コーヒーを差し出してきたので、それを受け取って近くにあったベンチに座る。

コーヒーを口に含み、飲み込むと雅之はゆっくりと話し始めた。

「実は、ストーカーが最近酷くて」

「え?! 俺、そいつのストーカーしたいんだけど」

「なんだそのストーカーにストーカーとか
・・・で、外に一歩出れば視線感じるから落ち着かないし、店とか入っても見られてる感じするし 正直今だって感じるからな」

何処にいるか把握は出来ないが、確かに見られてる。

あの血走った目に。

思い出しただけでも背筋が凍る雅之は自嘲しながらコーヒーを流し込んだ。

「うっわぁ大変だねぇ・・・ 警察には行ってみたの?」

「もちろんいったさ。 でも・・・見えないって言われた」

「見えない? 何が」

フフ、ワタシノコトハナシテクレテルノネ
ウレシイ・・・キズヒロゲテアゲチャウ

急に女の声が聞こえたと同時に、釘が刺さった時の治りかけていた傷が鈍い音をたてて開いた。

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