恋愛遍歴-愛を求めた日々-
戦い続ける茜は、やはり辛い…。
誰にも話せず、いつも一人で乗り切って来てはいるが、それにも限界があるだろう。
その限界を感じた時、茜は一体どうなってしまうのだろうか…。
限界を超える事が出来るのだろうか。
恐らく、その限界を感じてしまうのは、そう遠い話ではないだろう…。
こんな悲しみと喜びの背中合わせの二日間が終わった…。
気持ちを切り替え、茜はまた執筆に取り掛かるが、異変が起きていた。
『ダメだ…、ストーリーが全然浮かんで来ない…。
どうしたんだろう…、おかしいな…』
パソコンに向かってみたが、小説が書けなくなってしまっていた…。
キーボードを叩く指は止まったまま、茜は呆然としていた…。