恋愛遍歴-愛を求めた日々-
episode 11

拓也に再会してから、頭の中では拓也の事を考えながら、
数日後、ようやく小説を書き上げた。


『やっと出来たぁー!
一時期はどうなるかと思ったけど、締め切りには間に合った』


出来上がった小説を、編集者に送信。


茜は書斎を出て、リビングで一服、すぐに寝室のベッドへと倒れ込んだ。


ここ数日、茜はほとんど寝ずに小説を書いていた。


やっと、クライマックスのストーリーが浮かんだからだ。


とにかく、入力しまくった。


早く書き終えて、ゆっくり眠りたかったから。


だから、疲れが一気に襲って来て、ベッドに入ってすぐに眠りについた。


眠りに着いたのは朝方で、次の日の朝まで丸一日、茜はぐっすり眠った。

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