肉の監獄
貴代子と暮らし始めて三か月が過ぎた頃、



「高校の同級生だった林に場所を訊いて来た」



と言って、由香理が突然僕のアパートを訪ねて来た。



由香理の横には、得体の知れない男がニヤニヤとしながら付き添っている。














「ねぇ、養育費、払って欲しいんだけど?」

















  『限界だった』
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