肉の監獄
僕が由香理と別れた事が周りに広がって暫くすると、行きつけの美容院の女の子に僕は手紙を貰った。



立花 貴代子は今勤めている美容院を辞め、アパートを借り別の美容院に移る。



と、そう手紙には書かれていた。


そして、ずっと前から僕の事が



『好きだった』



とも、その手紙には書かれていた。






『別にどうでもよかった』





だけど、














『僕は貴代子と暮らし始めた』
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