結局、きっと…好き。
「いや、あの…先輩の合格祝いに学食でコーヒーぐらい…ね?ね?ねっ!?」
半ば…どころじゃないな。
完璧、強引にナツメくんの腕をひっぱり学食にズルズル引き込んだ。
『おい、離せ!』とか『コーヒー飲みたくねぇしっ!』とかとか。
グダグダ言いながらもナツメくんは私に引きずられてくれた。
「はい、どうぞ」
放課後の誰もいない学食のテーブルを挟み、向かいに座るナツメくんの前に自販機で買ってきた紙コップのホットコーヒーを置くと。
不機嫌ながらも置いたコーヒーに口をつけてくれたからホッとした。
………のも束の間。
口をつけるや否や…
「……甘っっ!!
何だよ、これっ!?」
口に入れたコーヒーを吹き出す勢いで叫ばれた。