キスしたくなる唇に。
―――――…


リアルに熱が出た。


ただいま3時限目。多分ね。

マスクしといてよかった。




あたしは清潔感が漂う保健室に、おばさんと二人きりという緊張感に耐えながらもカーテンの中、白いベットで横になる。



ダウンしたのは丁度2時間目の終わりらへんで、静かに机に顔面を打ち付けているところを不思議に思った西野が発見。

そして今に至るのである。




うっはあ、情けない。


38.7度。

意外と高いその数字を見て、あたしは遠ざかる意識のなかそんなことを思った。



< 133 / 172 >

この作品をシェア

pagetop