桜の契約†転生†
金髪と五右衛門はじりじりと間合いを図っていた
「お前、できるな…?隙がない…ただ者じゃない…」
金髪は目の色を変えた
近くにあった刀を手に取り、エサを見つけた獣のように五右衛門を見て闘争心を掻き立てていた
一呼吸間をおいた瞬間、二人は刀を交えた
重なり合う刃と刃、心と心。静かに激しくぶつかり合う気迫…
体は衰えていても五右衛門の剣技だけはあの頃と変わりはなかった。力まかせの金髪とは違い、柳のようにしなやかに斬撃を受け流し相手を翻弄していく。
「何かお前とこうして殺し合うのは初めてじゃない気がする…気のせいか?なんだか懐かしい感じがするぜ…」
「…そうだな、400年振りだな…平太」
五右衛門はこの金髪が平太の生まれ変わりだということを、剣を交えた事により更に確信したのだった
間違いなくこの男が平太だと…