約束。
プロローグ
空には雲が一つもない
綺麗な空。
貴方が笑っているかのようなキラキラと輝いてる太陽が私達を照らす。

ねぇ、生斗。
どうして私を置いて
行ってしまったの?
今まで隣に居た生斗が
今じゃ居ない。
どうして?

私と生斗が出逢わなければこんな事にならなかったのかな?

でも私は生斗と出逢えて
とっても幸せだったよ。
今でもそう思いたい。
だけど今じゃそんな事思えないよ。

幸せだった日は一転して地獄みたいに残酷になっちゃったよ。
悲しくて悲しくて。
胸の底から湧きでてくる
感情を抑えてくることが
できない。
溢れ出す涙は止まらない。いくら泣いても生斗は
帰ってこないんだよね?
いつになったらこの止まらない涙は乾くの?

私だけを置いてくわなんて無責任すぎるよ。

だけどそんな生斗の事は
今でも変わらず愛してるよ。

生斗との約束はちゃんと守るよ。

生斗との約束。
決して破らないよ。


二人で交わした約束。

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