I LOVE YOU
〜数日後〜

(どうしよう…
このまま家を出たら健斗がいる。)



「どうしたの?れいな顔色悪いわよ?」



「ううん…何でもない…

行ってきます…」


ガチャ



「おはよーれいな」



「おはよう…」

ガチャッ

「ひなちゃん!!」


「あっおばさん!!」

「お母さん!?」




「ちょっと良いかしら?」


「はい」



コショコショ

「今日ちょっとれいなの顔色がおかしいから気を付けてもらっても良いかしら?」


コショコショ


「はい」



「じゃあおばさん行ってきます!!」


「行ってらっしゃい」





「ねぇひなぁ何話してたの?」




「ぇえ秘密♪」



「ってゆうか何でひなはれいなのお袋さんとなかいいの?」



「あっ健斗は知らないんだよね!!あたしとれいなは幼稚園からの幼馴染みなの!!」


「そうなのか!!」





「で何話してたんだ?」




「あーもーしょうがないな…
れいなは生まれつき心臓が弱いからよく発作を起こすの で今日はちょっと顔色が悪いから気を付けて見てあげてって言われたの」


「またお母さんったら余計なことを。」



「でも心配してくれてんだから良いじゃん?」




「まぁほっとかれるよりはね(苦笑)」
< 7 / 72 >

この作品をシェア

pagetop